ブログではご無沙汰しております。青宮です。今回はいつも自分のテクスチャの描き方の例を水音キットの床下を例に紹介していきたいと思います。

今回はこちらの特殊発光サンプルキットの床下をリアルにしていきます。いつも素晴らしいキット、本当に感謝。
このキットのダウンロード先↓
minatocc.com
テクスチャを描くにあたっては「GIMP 2.8.22」を使用していきます。ほかのペイントソフトでも今回の技法は使えると思いますが、GIMPを使うのが一番分かりやすいと思います。
まず、テクスチャファイル内にある「parts.png」を開きましょう。

中心にある4段の灰色の列が床下機器のテクスチャです。今回はこの部分を中心に影をつけていきます。
まず、床下機器を選択範囲にしましょう。選択するにあたって、GIMPの「色域を選択」を使います。下の画像のなんかカラフルな色の部分を選択。

この状態で、床下機器の灰色の部分をタップすると↓のようになります。そして、Shiftキーを押しながら床下機器の色が選択範囲になるようにしていきましょう。

すべて床下機器を選択するとこのようになる 床下機器以外も選択されているがあとで削除するので大丈夫
続いて、床下機器全体に影の深みを出すためにドロップシャドウを追加します。

ドロップシャドウを追加する前に選択範囲の反転をします。「選択」タブの中の3列目を選択。

次に、「フィルター」タブから「照明と投影」を選び、「ドロップシャドウ」をクリックします。

すると、このようなウィンドウが出てきます。このウィンドウではドロップシャドウの設定を行うことができ、今回は上記の画像のような設定にします。この際、必ず画像サイズ変更可のチェックは外してください。
OKを押すと↓のようになります。床下機器以外の部分にも適用されてしまっているため、床下機器の部分だけ切り取り、別レイヤーに移しておきましょう。


モデルでもテクスチャがどうなっているか確認してみましょう。この通り、床下機器の雰囲気に深みが増すと思います。
次に、車体から床下機器への影を描いていきます。先ほどと同じように、「色域を選択」で床下機器全体を選択しましょう。描くにあたっては1列ずつ描いていくため、4つレイヤーを用意します。


ここでは、「ブレンド」機能を使っていきます。グラデーションのイメージがあるところをクリックして、「描画色から透明」を選択してください。
下から2列目の「影」レイヤーで床下機器の一列目に、Ctrlキーを押しながら上列の中心から描きたい列の中心ぐらいまでで出てくる線を上から下に引き、離します。

すると、1列目に影が描画されます。この床下機器以外の部分は必要ないので、削除しましょう。これをあと3回行います。上下逆の2列目、4列目は下から上にグラデーションをつけていきます。

すべてにグラデーションを付け終わるとこのようになります。影が濃いと思ったらレイヤーの不透明度を100%から80%ぐらいにすると良いかもしれません。
左上の4つある部分を[色]タブ→[明るさ-コントラスト]で↓のように暗くするとより実感的になります。


モデルでも確認しておきましょう。これでおおむね完成です。
ここからは床下機器の汚し方について説明していきます。また床下機器を「色域を選択」で選択し、汚し専用のレイヤーを追加しておきましょう。ここでレイヤーの位置は汚しレイヤーより上に影レイヤーを配置してください。
汚すために「エアブラシ」を使用します。下の画像のようにブラシは上から3列目の左3つをいつも使っています。ブラシのサイズは163ぐらいがちょうど良いと考えています。

色は茶系であればなんでも良いですがが、参考程度にいつも使っている色を紹介しておきます。

16進数コード:4d3f34
そしたら、満遍なく着色されるようにブラシを動かします。


おおよそ塗り終わるとこんな感じ。これで完成になります。かなり質感は良くなったのではないでしょうか。
終わりに
今回の記事は床下機器の注目したテクスチャをリアルにする方法についてお話しました。いつも感覚でやっているものを文字にして説明するとなるとなかなか大変ですね…
この方法は台車やほかの部分にも使えると思うので、ぜひ活用してみてください。「ここ分からん」みたいな箇所があれば私のTwitterにリプライしたら反応するかもしれません。ご覧いただきありがとうございました。

台車も描き込むと引き締まります